基本のゼンタングルの描き方⑥シェーディング1
さて、全部を埋め終わると、シェーディングという作業に入ります。言葉通り、タングルに陰影をつけていきます。
ゼンタングルの向きに正解はありません。自分が美しいと思う方向を正位置にしていいです。
ただ、私の場合は、シェーディングの前に正位置の場所を決めます。のちのち、複雑に絡み合うシェーディングになった時にわかりやすいからです。それでも、一番最後になって方向を変える時もあります。
シェーディングのやり方にも多種多様あって、様々な方向で攻めていいのですが、今回は『基本のき』の付け方でやっていきます。
クレセントムーンとフロルツ、スタティックのシェーディングです。ポークルートは少しだけテクニックがいるので一記事で取り上げます。
クレセントムーンの中心部から鉛筆で影をつけていって…
擦筆(さっぴつ)でぼかして完成!
擦筆、ここで出てきました。
こういう繊細なぼかしには擦筆が不可欠です。
さて、次はフロルツ。
フロルツは碁盤の目と、他のタングルに接しているところにシェーディングをしました。鉛筆で軽く描いて、擦筆でぼかして完成。
スタティックは左斜面が暗くなるようにシェーディングしました。こちらも、軽く鉛筆で描いて擦筆でぼかす。
さて…ポークルートなのですが、
隙間を黒く塗り潰してみました!
ゼンタングルには『やっちゃダメ』がありません。
画面を見てなんとなく白いなーと思ったので、黒く塗り潰しました。
こういうところもとても自由な世界です。
では、次はちょっとテクニックのいる、ポークルートのシェーディングです。(とは言っても、仕組みを知れば、『なんだそんなことか!』です笑)
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