基本のお道具

先ほどの投稿で、初められるハードルがとても低いことをご紹介しましたが、次は、お道具をご紹介します。
必要なのは、
1.ゼンタングル公式タイル(一辺9センチほどの正方形の厚みのある紙)
2.サクラピグマの0.1の耐水性ペン(画材屋さんで200円くらいで購入できます)
3.陰影をつけるための、ゼンタングル公式鉛筆
4.陰影を表現深くする、擦筆(さっぴつ、鉛筆をぼかす紙で出来た鉛筆型のもの、これも画材屋さんで安く売られています)
この4つです。お写真上部のものたち。

しかし、正式なワークショップなどではなく、個人で練習するなら、

1→9センチ四方に切った画用紙(厚みなどは画材屋さんで確認した方がいいです)
2→サクラピグマではなく、他社の耐水性のペン(後述しますが耐水性は絶対重要です!油性も水性もダメです!
3→鉛筆(公式鉛筆がBなので、Bを置きました)
4→他社の擦筆
でも、大丈夫です。

ペンは、私は自分の画業で使うので、写真にあるステッドラーの耐水性のペン、ピグメントライナー0.05を箱買いして所持していました。なので初めてからしばらくそのままそれを使っていました。しかし、0.05だと線が細すぎるので、他社でも0.5を選んだ方が良いと思います。また、ゼンタングルを初めるにあたって購入するなら、確実にサクラピグマ0.5が良いと思います。
耐水性は絶対重要です。基本のステップが終わると、水彩などで着彩していきます。なのでこれは絶対重要。

鉛筆に関しては、他社でも構わない、と私は思います。私はこちらも、画業で三菱ユニの鉛筆を大量に持っていたので、それをメインで使っています。私は筆圧が高いので、試行錯誤ののち、Bではなく、FやHで陰影をつけています。削り方が変なのは、私がデッサン用の削り方をしているからなので、普通の鉛筆削りで大丈夫。

紙に関しては、公式タイルは少しお高いです。もちろんそれだけの描きごたえがあるのですが、私は普段は持っていたスケッチブックを切って使っています。これについては、9センチ四方がちょうど入るくらいのスケッチブックを購入して、練習用に使っている方も沢山いらっしゃいます。公式タイルに描くとき、『いざ本番!』という感じで、いい緊張感を持つのも楽しいです。

擦筆に関しても、色々な種類があるので、自分に適したものを使っていて大丈夫だと思います。YouTubeに上がっているゼンタングル動画を見ていると、指でぼかしている方もいらっしゃいますが、細かく表現するには、擦筆の方がオススメです。

どこで売っているかわからない!どうしよう!・・・なんて、焦らなくても大丈夫。大体、初心者向けのワークショップで購入できます。レンタルのお道具をご用意している方もいらっしゃいますよ。あとは、大きい画材屋さんに行けば、全部で1000円くらいで揃うのではないでしょうか?ただ、紙の厚さをどのくらいにするかは、一度公式タイルに触れてからの方が良いと思います。紙は素材と厚みでかなり描き味が変わるので…

ここまで読んでみて、アレ?と思いませんか?

そう、ゼンタングルでは、消しゴムと定規は使いません。
それに関しては次の記事にまとめようと思います。

Mana Namacot Yamada -World of Zentangle

CZT(Certified Zentangle Teacher)、ゼンタングル®️認定講師の、Mana Namacot Yamadaのゼンタングルに関するページです。画家、イラストレーター、デザイナーとしても活動しています。 【オンラインレッスンのお知らせ】 2/27 14:00~17:00 基本のルネサンスタイル 2/28 13:00~16:00 スタンダードクラス

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